歯茎から骨が出てきた?白い突起の正体と自己処置の危険性を解説
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ネット上の質問コミュニティやSNSでは、「歯茎から出てきた骨のかけらを毛抜きやピンセットでつまんで引っ張ったら取れた」「爪でほじって取ろうとしている」といった体験談が散見されます。しかし、歯茎の骨を自分で取る危険性は極めて高く、歯科医師や口腔外科医が一様に警鐘を鳴らす危険行為です。
第一に、非滅菌のピンセットや指先で触ることで、傷口から口腔内細菌や黄色ブドウ球菌が侵入し、重篤な化膿性骨膜炎や蜂窩織炎(ほうかしきえん)を引き起こす恐れがあります。顔面が大きく腫れ上がり、点滴治療や緊急切開が必要になるケースも報告されています。
第二に、一見すると小さな骨片に見えても、深部の歯槽骨と一部がつながっている場合、無理に引っ張ることで健康な骨組織や歯肉組織を大きく引き裂き、大量出血や創部の治癒遅延を招きます。自然にポロリと取れそうなほど動いている場合であっても、自己処置は絶対に避け、滅菌器具を備えた歯科医院で処置を受けるのが鉄則です。