愛媛の幻柑橘「甘平」とは?驚異の糖度とせとか・紅まどんなとの違い

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甘平は、愛媛県立果樹試験場(現・愛媛県農林水産研究所)で長年の歳月をかけて育成され、2007年に品種登録された愛媛県オリジナルの高級柑橘です。その最大の特徴は、扁平(へんぺい)な独特のフォルムと、一口食べた瞬間に広がる突き抜けた甘さにあります。

名前の由来も「甘くて平らな柑橘」から名付けられており、平均糖度は13度〜15度前後に達します。一般的な温州みかんの平均糖度が10〜11度程度であることを考えると、その甘さのインパクトは圧倒的です。さらに酸味が極めて控えめなため、糖度計の数値以上に濃厚な甘みを感じやすい品種に仕上がっています。

もう一つの決定的な魅力が、果肉の粒(砂じょう)の力強さです。果汁をたっぷり抱え込んだ一粒一粒がしっかりと自立しており、噛むと「シャキッ、プチッ」と小気味よい音が響きます。果汁がだらだらとこぼれにくく、果肉の粒が弾けて旨味が広がる感覚は、従来の柑橘にはなかった新体験といえます。

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