ビックカメラ船橋駅Face店閉店の真相と跡地の現在|東武移転の全貌
船橋駅南口のランドマークとして長年親しまれたビックカメラ船橋駅FACE店は、2003年4月の船橋FACE開業と同時にオープンしました。駅直結の抜群の立地と地下1階から地上4階にまたがる売り場面積を誇り、船橋エリアにおける家電量販店の中心的存在として君臨していました。
転機が訪れたのは2017年秋のことです。ビックカメラは同年11月、船橋駅北口に直結する東武百貨店船橋店の2階・3階フロアへ「ビックカメラ船橋東武店」を新規出店しました。当初は南口のFACE店と北口の東武店による「南北2店舗体制」で一時的に営業が続けられましたが、わずか数か月後の2018年2月をもって船橋駅FACE店は営業を終了。実質的な営業機能はすべて船橋東武店へと統合されました。
この動きについて流通アナリストは次のように分析します。「当時のビックカメラは百貨店インショップ型の展開を全国で加速させており、東武百貨店との協業によってファミリー層やシニア層の取り込みを狙っていた。同一駅の南北に大規模店舗を並立させるコスト重複を解消し、より集約された効率的なフロア構成へシフトさせた構造改革の一環である」。