ブラックチェリーの床は後悔する?劇的すぎる経年変化の真相と失敗防ぐ秘訣
ブラックチェリーを採用して「失敗した」と感じる人が口を揃えるのが、入居当初と数年後の色合いの激しいギャップです。施工直後の木肌は淡く明るいピンクゴールドや琥珀色を帯びていますが、光(特に紫外線)を浴びることで急速に酸化が進み、わずか半年から1年程度で深みのある優美な赤褐色(飴色)へと変貌します。
この変化のスピードは、他の三大銘木(ウォールナット、チーク)と比較しても群を抜いて早いです。ショールームに展示されている経年後の深い色合いに惹かれて選んだにもかかわらず、引き渡し時の白っぽい色味に戸惑うケースや、逆に明るいナチュラルテイストを好んで選んだ施主が「想像以上に赤黒く重厚感が出てしまった」と頭を抱えるケースが散見されます。
さらに深刻なトラブルになりやすいのが「ラグや置き家具の日焼け跡」です。変化のスピードが極めて速い入居後3〜6ヶ月の間にフロアラグや固定家具を敷きっぱなしにすると、覆われていた部分だけが初期の明るい色のまま残り、強烈な色ムラ(ツートン状態)が生じます。この現象を回避するためには、引き渡し後半年間は大型ラグの設置を控えるか、定期的に敷く位置をずらす工夫が求められます。