赤ちゃんが舌を出す理由とは?病気やダウン症との違いと受診目安を解説

赤ちゃんが舌を出す理由とは?病気やダウン症との違いと受診目安を解説とはどのようなものなのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

検索エンジンやSNSの育児コミュニティで頻繁に見受けられるのが、「舌を頻繁に出す=ダウン症や重篤な疾患ではないか」という不安の声です。しかし、小児医療の臨床において、舌の動きだけで特定の病気や障がいを断定することは決してありません。

【ダウン症候群との違い】
赤ちゃん 舌出し ダウン症 違いを理解する上で重要なのは、全身所見の有無です。ダウン症候群(21トリソミー)において舌が出やすくなる理由は、下顎の発達が緩やかで口腔容積が小さいことや、全身の筋肉の緊張が弱い(低緊張)ことに起因します。したがって、疑われる場合は舌の突出だけでなく、特徴的な顔貌(目尻の傾きや平坦な鼻根部)、手掌単一屈折線(ますかけ線)、首の据わりの極端な遅れ、抱いたときに体がぐにゃりと沈み込むような感触など、多数の徴候が複合して現れます。舌を出していること単体で過度に心配する必要はありません。

【乳児てんかんとの違い】
もう一つの懸念として挙げられる赤ちゃん 舌を出す てんかん 症状については、動作の質に決定的な違いがあります。点頭てんかん(ウエスト症候群)などの発作性疾患では、舌をペロペロ出す動作と同時に、両腕を一瞬ビクッと振り上げたり、頭をカクンと落とす動作を数秒〜数十秒おきに規則正しく繰り返す(シリーズ形成)特徴が見られます。また、発作中は視線が固定されて呼びかけに反応しなくなります。呼びかけると目を合わせたり、笑顔を見せながら舌を出している場合は、てんかん発作の可能性は極めて低いと言えます。

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