大本教と芸能人の密接な関係?噂の真相と歴史の裏側を徹底解剖
この宗教運動の原点は、開祖・出口なおの烈烈たる神懸かり体験に遡る。極貧のなかで発せられたお筆先は、社会の不条理を突き突く強烈な民衆の叫びだった。そして、この教団を世界的かつ文化的ムーブメントへと飛躍させたのが、二代巨頭と称される出口王仁三郎である。
出口王仁三郎は、単なる宗教家ではなかった。映画制作、演劇、陶芸、歌謡、エスペラント語の普及に至るまで、あらゆるメディアを駆使した天才プロデューサーでもあった。独自の神道理論を背景に、自ら映画の主演を務め、レコードを吹き込み、巨大な舞台を演出し切った。伝統的な神道概念をエンターテインメントへと昇華させた彼のカリスマ性こそが、後の新宗教のあり方や芸能界の演出手法に計り知れない影響を与えたのだ。