大槌町「風の電話」の現在は?天国へ繋ぐ祈りの場と最新利用方法を徹底解説
岩手県上閉伊郡大槌町浪板(なみいた)の高台にある私設庭園「ベルガーディア鯨山」。その一角に佇む「風の電話」は、2026年現在も設置当時と変わらぬ静けさの中で管理されています。白く塗られた木製の電話ボックス、中に置かれた黒電話、そして来訪者が胸の内を書き留める「想いのノート(風のノート)」は、今も現地を訪れる人々を温かく迎え入れています。
現地を管理するガーデンデザイナーの佐々木格氏夫妻の手によって、庭園の花々や木々は四季折々に手入れされており、荒廃することなく極めて良好な状態が保たれています。2011年の東日本大震災から15年が経過した現在でも、東北の被災者のみならず、病気や事故、予期せぬ別れによって家族や友人を亡くした人々が全国各地、さらには海外からも足を運んでいます。
「今も現地を訪れて電話を利用できるのか」という疑問に対する結論は、「現在も事前の厳しい制限なく、誰でも静かに利用可能」です。ただし、ここは公的な観光施設ではなく、佐々木氏個人の私有地内にある祈りの空間です。開園時間やマナーを守り、静寂を乱さない心配りが前提となります。