東京から草津温泉へ最安・最速で行く正解は?新幹線・特急・バスを徹底比較
首都圏の旅行者が最も迷うのが「電車か、バスか」という二者択一です。結論から言うと、純粋な支出額を抑えたいなら高速バスの圧勝となります。
JRバス関東などが運行する「上州ゆめぐり号」(バスタ新宿発着)や「東京ゆめぐり号」(東京駅八重洲南口発着)は、草津温泉バスターミナルへ直接乗り入れます。早期購入割引(早売)や平日WEB決済割引を活用すれば片道3,000円台半ばまで抑えられ、往復でも7,000円台に収まります。重い荷物を抱えて乗り換える手間が一切ない点も、バスならではの大きな強みです。
一方、JR東日本の特急「草津・四万」は、上野駅から終点の長野原草津口駅まで約2時間20分。そこから草津温泉行きの接続路線バス(JRバス関東)に乗り換えて約25分、合計で約3時間を要します。運賃は特急指定席券込みで5,370円、接続バス代が710円かかるため、片道合計は6,080円に達します。
「差額の約2,000円をどう捉えるか」が焦点ですが、特急電車には「渋滞による遅延が極めて少ない」「車内にトイレがあり足元が広い」「シートピッチが広く疲労度が低い」という明確なアドバンテージがあります。休日の関越自動車道上り線で恒常化している20〜30km規模の渋滞に巻き込まれると、高速バスは予定より2時間以上遅延することも珍しくありません。「時間を金で買う」という発想に立てば、特急利用の価値は十分に高額な差額を埋め合わせます。
なお、特急草津・四万は全席指定席化されているため、自由席特急券での飛び乗りはできません。えきねっとの事前予約サービスを使い、チケットレス特急券割引などを確実に適用させるのがスマートな予約術です。