東洋経済オンラインの評判と年収ランキングの裏側!有料会員の価値を検証
一方で、東洋経済オンラインを巡っては、SNS上で批判や疑問の声が上がるケースも珍しくありません。この現象を読み解く鍵は、「編集部記者が執筆する調査報道記事」と「外部執筆者によるコラム・連載記事」の明確な性質の違いにあります。
ネット上でいわゆる炎上理由として槍玉に挙げられやすいのは、主に後者の外部寄稿コラムです。特に「恋愛・婚活の過酷な現実」「中高年のキャリア格差」「子育て・教育方針を巡る対立」といった個人の感情を刺激しやすいテーマにおいて、PV(ページビュー)獲得を意識した過激な見出しやステレオタイプな論展開がなされ、読者の反発を招く構造が見受けられます。
ウェブメディアの収益構造上、読者の情動を揺さぶる「共感・反感型コンテンツ」でトラフィックを集めつつ、そこで得た認知を有料会員や骨太な経済記事へ誘導するというメディア戦略が採られているのが実情です。読者側としては、記事末尾の著者プロフィールを確認し、それが東洋経済新報社の独自取材によるものか、外部オピニオンによる主観的な論考なのかを冷静に見極めるリテラシーが求められます。