妊娠7週の赤ちゃんは今どう育つ?心拍確認とエコー写真・流産の真実
通常、妊娠7週の超音波検査(経膣エコー)では、赤ちゃんの心拍がほぼ全例で確認される時期に入ります。妊娠5〜6週の段階では「心拍らしき微弱な点滅」であったものが、妊娠7週を迎えると規則的かつ力強い拍動として明瞭に画面へ映し出されます。この時期の妊娠7週赤ちゃんの心拍数目安は130〜160bpm(拍/分)程度に達し、大人の安静時心拍数(60〜80bpm)のほぼ2倍という驚くべきスピードで全身に血液を循環させています。
エコー写真に記されるアルファベットの略称にはそれぞれ固有の意味があります。赤ちゃんの頭の先からお尻までの測定値である胎芽の大きさCRL平均は、7週0日時点で約8〜9mm、7週6日を迎える頃には約12〜15mm(小豆粒やブルーベリー程度)へと倍速で伸長します。この時期は「胎児」ではなく医学的にはまだ「胎芽(たいが)」と呼ばれますが、脳や脊髄の原基が発達し、頭部と胴体の境界ができて「2頭身」の愛らしいフォルムを形成し始めます。
エコー写真の暗い空間(黒い影)は羊水で満たされた胎嚢(GS)であり、その中に白く浮かび上がる赤ちゃんの隣に、小さな指輪のような白い輪が確認できるケースがあります。これは「卵黄嚢(ヨークサック)」と呼ばれ、胎盤が本格稼働するまでの間、赤ちゃんに栄養を供給するいわば“お弁当箱”の役割を果たしています。