高原の風を切る白球、2026年の女王は誰だ? 軽井沢72ゴルフトーナメントの熱気と知られざるドラマ
軽井沢72ゴルフ北コースの最大の魅力であり、同時に選手たちを最も悩ませるのが「標高」の存在だ。標高が約1,000メートルに達するこの地では気圧が低く、空気抵抗が小さくなるため、ボールの飛距離が平地よりも数パーセント伸びる。普段通りの番手でクラブを振れば、容易にグリーンをオーバーしてしまう。
2026年大会のコースセッティングでは、フェアウェイの硬さやグリーンのスピードがこれまで以上に精巧に計算されている。ただ飛ばせば良いという単純な話ではない。アイアンショットのランをいかに抑え、ピンと同じ面に正確に落とせるか。この飛距離計算のわずかな狂いが、ボギーやダブルボギーという思わぬ罠へと繋がるのだ。