ホチキス留め方で評価が変わる?左上斜め45度の理由と最新マナー
枚数が30枚〜50枚に及ぶ分厚い資料を綴じる際、一般的な10号針ステープラーでは針が貫通しなかったり、裏側の足がグニャリと曲がって失敗したりすることが多発します。厚い書類を美しく確実に留めるには、いくつかの物理的なコツとプロの技術が必要です。
厚手書類を失敗ゼロで貫通させる3つの手順
- 留める角を平坦にプレスする:綴じる前に、用紙の左上角を指や定規の腹で強く挟んでしっかりとプレスし、紙と紙の間の空気を完全に抜きます。これだけで針にかかる抵抗が劇的に減ります。
- 「フラットクリンチ機構」の本体を使用する:針の裏側が丸く膨らまず、平らに潰れる「フラットクリンチ型」のホチキスを使用します。書類を重ねた際にかさばらず、束全体の厚みが均一になります。
- 垂直に体重を乗せて一気に押し込む:机を土台にし、ステープラーの真上から手のひらの付け根を使って真下に体重を乗せるように押し込みます。中途半端な力でゆっくり押すと、針が途中で座屈(横折れ)する原因になります。
【プロの裏技】閲覧性を極限まで高める「段差折り」と「角三角折り」
数十枚に及ぶ分厚い会議資料を留める際、「針を留めた後に、1枚ずつ左上の針のキワに沿って軽く折り目をつけておく(段差折り)」という一手間を加えるだけで、めくったページが勝手に閉じる現象を完全に防止できます。
さらに、1枚目(表紙)の左上角を小さく三角形に裏側へ折ってからホチキスを留め、留めた後に角を元に戻すと、針の頭が露出せず、他の書類と重ねたときに針同士が引っかかって書類束が崩れるのを防ぐことができます。