『鬼滅の刃』緑壱とは誰か?継国縁壱の正体と強すぎる真相を解剖

『鬼滅の刃』緑壱とは誰か?継国縁壱の正体と強すぎる真相を解剖についての疑問解決ガイドをお届けします。

縁壱の最期は、少年マンガ史上類を見ないほど壮絶かつ神話的な幕引きでした。通常、呼吸の使い手に現れる「痣」を発現させた者は、強大な力を得る代償として25歳を迎える前に命を落とします。兄である巌勝が鬼の軍門に降った動機の一つも、この「25歳寿命説」から逃れ、武の道を永遠に極めるためでした。

しかし、神の寵愛を受けた縁壱のみは、痣を持ちながらも80歳を超える天寿を全うしました。そして老境に達した縁壱は、赤い月が昇る夜、鬼となって数十年が経過した上弦の壱・黒死牟と再会します。

老いて白髪となり、皮膚が皺だらけになった縁壱を見た黒死牟は、かつての神童の衰退を確信しました。しかし、縁壱が構えを取った刹那、放たれた一撃は全盛期と寸分違わぬ速度と威力を誇り、黒死牟の頸を半ば以上切り落としました。あと一撃あれば黒死牟は確実に消滅していた局面でした。

ところが、次の一撃が放たれることはありませんでした。縁壱は太刀筋を振り切った姿勢のまま、寿命が尽きて立ったまま絶命していたのです。黒死牟は弟に一度たりとも勝てぬまま、老衰によって生き延びるという屈辱を味わいました。怒りに任せて弟の遺骸を両断した黒死牟の目に飛び込んできたのは、幼少期に自分が弟に与えた、ボロボロになった「手作りの笛」でした。憎み抜いた弟から生涯愛されていたことを知った黒死牟の絶望と慟哭は、作中屈指の名シーンとして語り継がれています。

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