イネ科雑草の完全駆除マニュアル!芝生を守る最強対策と見分け方
効果的な駆除を行うためには、相手の正体を正確に特定することが第一歩です。庭先や空き地、芝生で頻繁に見かける代表的なイネ科雑草の特徴を比較してみましょう。
① メヒシバ(雌日芝)
夏から秋にかけて猛威を振るう一年草です。茎が地面を這うように四方八方に広がり、節々から新しい根を下ろして瞬く間に大群落を作ります。茎は細く柔らかめで、指でちぎりやすいのが特徴ですが、放置すると芝生を完全に覆い尽くして枯死させてしまいます。
② オヒシバ(雄日芝)
メヒシバと同時期に発生しますが、性質はより強靭です。放射状に太い茎を伸ばし、株元は白っぽく固く締まっています。根が非常に深く強靭に張るため、大人の力で引っ張ってもびくともせず、手で引き抜こうとすると葉だけがちぎれて根が残ってしまいます。
③ エノコログサ(狗尾草・ネコジャラシ)
初夏から秋に見られる草丈20〜80cmほどの一年草です。エノコログサの見分け方は、ブラシのようなふわふわとした緑色の花穂(カゲロウ状の穂)が垂れ下がる姿が決定的な特徴となります。日当たりの良い庭や畑、道端に群生し、こぼれ種で爆発的に増殖します。
④ スズメノカタビラ(雀の帷子)
他のイネ科雑草が枯れる晩秋から冬、そして春先にかけて猛威を振るう越年草です。草丈は10〜25cmと小型ですが、寒さに極めて強く、冬枯れした高麗芝の中でも青々と目立ちます。円錐状の小さな白っぽい花穂を多数つけ、刈り込みを行っても草丈数センチの超小型状態で種子をつけて拡散します。