なぜメガバンク不祥事は相次ぐのか?三大銀行の闇と金融庁処分の全真相

なぜメガバンク不祥事は相次ぐのか?三大銀行の闇と金融庁処分の全真相に関するポイントを分かりやすくまとめました。詳細な解説をご確認ください。

Q1:預金者が預けているお金は、銀行の不祥事によって失われるリスクがありますか?
A1:普通預金や定期預金は、預金保険制度により1金融機関ごとに元本1,000万円とその利息まで保護されます。そのため、行員の着服や規制違反を理由に正当な預金が法的に消滅することはありません。ただし、行員に直接現金を預けて「預り証」で済ませていた場合などは、預金として成立していないと見なされ法的トラブルに発展するケースがあるため、必ず正規の窓口や機械を通した取引記録を残す必要があります。

Q2:なぜ金融庁から業務改善命令を何度も受けているのに、不祥事が再発するのですか?
A2:最大手行の組織規模があまりに巨大化し、経営陣が支店現場の実態を完全に把握できない「ガバナンスの希薄化」が起きているためです。また、減点主義の評価体系が残っている組織では、不都合な情報が上層部に上がりにくい「情報の隠蔽体質」が温存され、小規模な不正の兆候を早期に摘み取ることができない構造が再発の主因となっています。

Q3:貸金庫に預けていた資産が盗難に遭った場合、銀行から全額補償されますか?
A3:原則として銀行側に重大な過失(行員による犯行など)があれば損害賠償責任が発生します。しかし、貸金庫はプライバシー保護の観点から銀行側が中身を把握していないため、紛失・盗難に遭った資産の「品名、数量、適正評価額」を利用者側が領収書や写真、購入証明書等で客観的に立証できなければ、十分な補償額が認められない可能性があります。

池田 達也

池田 達也

マネー&キャリアエディター

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。

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