甲斐翔真の現在と熱愛の真相|ミュージカル界を制す圧倒的歌唱力
甲斐翔真のキャリアは、特撮ドラマから世界最高峰の大型ミュージカルへと至る、極めて稀有なサクセスストーリーを描いています。
2016年、テレビ朝日系『仮面ライダーエグゼイド』のパラド/仮面ライダーパラドクス役に抜擢されたことで、全国区の知名度を獲得しました。当初は冷酷な悪役として登場しながら、主人公との対話を通じて心を開いていく複雑なキャラクターを熱演し、子どもたちだけでなく幅広い層の視聴者から絶賛を集めました。
転機が訪れたのは2020年です。世界的メガヒット作の舞台化である『デスノート THE MUSICAL』の主人公・夜神月(ライト)役の全国オーディションに挑戦。当時、本格的なミュージカル経験がなかったにもかかわらず、演出家の栗山民也氏ら審査員を驚嘆させ、見事に主役の座を射止めました。これが彼のミュージカルデビュー作となり、演劇界に大きな衝撃を与えました。
さらに2023年・2024年に上演された『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』では、プレッシャーのかかる日本初演において青年作家クリスチャン役を好演。海外クリエイティブチームによる厳格なオーディションを突破し、エルトン・ジョンやローリング・ストーンズなどの世界的名曲を歌い上げる難役を見事に体現しました。甘く透明感のある中音域から、劇場最後列まで突き抜ける力強いハイトーンボイスは、日本のミュージカル界に新たなスターの誕生を決定づけました。