謹呈の意味とは?進呈・恵贈との違いやお礼メールのマナーを徹底解説
Q1:「謹呈」と「進呈」はどちらが目上の相手に使えますか?
A1:目上の相手には必ず「謹呈」を使用します。「進呈」は単に物を差し上げるという意味合いで敬意の度合いが低いため、目上の相手に使うと「与えてやる」という上から目線のニュアンスが含まれてしまい失礼にあたります。
Q2:著者から献本(謹呈本)が届いた際、お礼状は手紙でないと失礼ですか?
A2:現代のビジネスシーンでは、メールでの連絡で十分に礼を尽くすことができます。むしろ到着後すぐに届くメールの方が著者に安心感を与えます。もちろん、恩師や特別な取引先に対してハガキや手紙(一筆箋)を認めるのはさらに丁寧で喜ばれますが、手紙を書く時間がないからといって返信を何日も放置することが最も失礼です。
Q3:本の中に挟まれている「謹呈の短冊(しおり)」は捨ててもよいですか?
A3:私的な蔵書として保管する分には、挟んだままでも処分しても個人の自由です。ただし、著者自身から直接送られた証拠であるため、記念としてそのまま挟んで保管する読者が多く見られます。もし古書店等へ売却する予定がある場合は、短冊が付いていることで献本(寄贈本)であることが判明し、買取価格に影響したり買取不可となるケースがあるため注意が必要です。
Q4:受け取った本の内容が難しく、どうしても読めない場合はどうお礼を言えばよいですか?
A4:嘘をついて知ったかぶりの感想を書く必要はありません。「目次や序章を拝見し、〇〇様の長年の研究の厚みに圧倒されました」「現在の私にとっては難解な部分もございますが、座右の書として少しずつ学ばせていただきます」といった形で、著者の労をねぎらいつつ敬意を示す表現を用いれば角が立ちません。