エコキュート室外機の水漏れ原因とは?結露の見分け方と修理費用
単なる結露ではない「本物の水漏れ」と断定された場合、現場で圧倒的に多く見られるのがヒートポンプ配管水漏れ原因の主因である接続管の劣化です。ヒートポンプ配管は、熱交換器で作られた70度〜90度近い高温の熱湯と高圧の圧力を毎日受け止めています。
設置後7年から12年が経過した住宅で頻発するのが、紫外線と熱応力による配管の疲労破壊です。かつて多用された銅管における「ピンホール(針の穴ほどの微細な孔)」や、架橋ポリエチレン管の曲げ部分に生じる亀裂、あるいは耐熱アルミ複合管の接続部にあるゴムパッキンの硬化が挙げられます。わずか0.5ミリの亀裂であっても、水道圧がかかり続けるため、24時間絶え間なく水が失われ続けます。
この事態を「まだお湯が出るから」「少し濡れている程度だから」と見て見ぬ振りをすることには、極めて深刻なエコキュート水漏れ放置リスクが付きまといます。第1に、目に見える形での経済的損失です。漏水量がわずかであっても、1ヶ月で数千円から、ひどいケースでは水道検針で「通常の使用量の3倍以上」を指摘され、2万〜5万円以上の過大な水道代金を請求される事態に陥ります。
第2のリスクは機器本体の壊滅的破壊です。室外機内部で吹き出した水蒸気や飛沫は、繊細な電子制御基板やファンモーターの絶縁を破壊します。漏電ブレーカーが作動して給湯システム全体がダウンするだけでなく、インバーター基板が浸水全損した場合、基板単体で数万円の修理費用が加算され、最終的な修繕見積もりが跳ね上がることになります。