思春期とは何歳からいつまで?イライラと心身の劇的変化と親の対応術
医学・発達心理学において、思春期はおおむね10歳頃から18歳頃(高校卒業前後)までの約8年間を指します。個人差はあるものの、女子は9〜11歳頃、男子は10〜12歳頃から身体に変化が現れ始めます。
この時期の最大の特徴が第二次性徴による体の変化です。女子は胸のふくらみや初経、男子は声変わりや筋肉量の増加、射精といった生殖機能の成熟が進みます。脳の視床下部から指令が出され、性ホルモンが爆発的に分泌されることで、子どもの体は急速に大人の肉体へと作り変えられていきます。
身体の急成長に対して脳の感情制御を担う前頭前野の発達は20歳を過ぎるまで追いつかないため、この「成長のアンバランス」こそが激しい情動の揺れを生み出す要因です。