科学か迷信か?血液型相性の真実に迫る心理学と最新データの裏側
一方で、アカデミアや医療の現場からは慎重な声が上がり続けている。日本社会心理学会に所属する多くの研究者は、大規模な調査データに基づき、血液型と性格特性や相性との間に統計的に有意な関連性は見られないとする論文を相次いで発表してきた。
また、医療現場の最前線に立つ日本赤十字社も、血液型はあくまで輸血などの医療行為に必要な抗原の分類に過ぎないと説明する。偏見や不当なレッテル貼り(いわゆるブラッドタイプ・ハラスメント)を防ぐ観点からも、公的機関は科学的根拠のない差別化に対して一貫して注意を喚起している。