キーマカレーとドライカレーの違いは?発祥や具材、絶品レシピの秘密
似ているようで全く違う2つのカレー。その決定的な差は「発祥」と「水分量」、そして「肉の扱い」にある。
キーマカレーは、ヒンディー語やウルドゥー語で「細切れ肉」や「ひき肉」を意味する「Qeema(キーマ)」に由来する本場のインド料理だ。羊肉や鶏肉、牛肉などの挽肉を使い、玉ねぎやトマト、ホールスパイスとともに炒め煮にして作る。水分を適度に残した汁気のあるタイプから煮詰めたタイプまで様々だが、根底にあるのは「ひき肉を使ったカレー」という定義である。
対するドライカレーは、日本で独自に発展を遂げたカレーだ。最大の共通点は「汁気がほとんどない」こと。しかし、日本では大きく分けて2つのタイプが存在する。ひとつは挽肉とみじん切りの野菜を炒めて水分を極限まで飛ばした生キーマ風のタイプ。もうひとつは、カレー粉を加えて炒めた「カレー味の炒めご飯(カレーチャーハン風)」だ。つまり、料理の骨格そのものが根本的に異なっているのだ。