立体交差なぜ工事に何年も?開かずの踏切解消の真相と2026年動向
立体交差なぜ工事に何年も?開かずの踏切解消の真相と2026年動向についての真相をお届けします。
Q1:連続立体交差事業(連立)と単独立体交差事業の違いは何ですか?
A1:連続立体交差事業は、一定区間(概ね2km以上)にわたる鉄道を高架化または地下化し、複数の踏切(原則として事業区間内の全踏切)を一挙に除去する大規模事業です。一方、単独立体交差事業は、特定の道路と鉄道、あるいは特定の主要道路同士が交差する「1箇所の交差点」のみを陸橋やアンダーパスで立体化する事業を指します。
Q2:なぜ踏切をなくす際、地下化ではなく高架化が多く選ばれるのですか?
A2:最大の理由は「建設コスト」と「工期の短さ」です。地下化は高架化に比べて約1.5〜2倍の事業費がかかり、地下水対策や駅舎の大深度化工事に膨大な年月を要します。また、地上の高架下空間を商業施設や公共スペースとして利活用できる点も、高架化が優先して採択される大きな要因となっています。
Q3:アンダーパスが冠水している時、車で安全に通過できる水深の目安はありますか?
A3:乗用車の場合、安全に走行できる限界は「タイヤの半分(約15〜20cm程度)」までとされています。水深がマフラーや吸気口の高さ(約30cm)を超えるとエンジンが停止し、そのまま水没する恐れがあります。水たまりの深さは外観から判別が難しいため、冠水しているアンダーパスには「絶対に進入せず引き返す」のが鉄則です。