【助産師直伝】新生児のゲップが出ない?簡単に出せる姿勢とコツを徹底解説

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授乳中に心地よい満腹感からそのまま眠りに落ちてしまい、ゲップをさせようとすると起きて泣いてしまう――これは新生児育児で最も頻発するシーンの一つです。結論から言えば、ゲップが出ないまま寝てしまっても無理に起こす必要はありません。大切なのは、寝かせた後の「体勢管理」によって吐き戻しによる気道閉塞(窒息)を予防することです。

最も推奨されるのは、「右側臥位(身体の右側を下にした横向き姿勢)」で寝かせることです。人間の胃はアルファベットの「C」のようなカーブを描いており、胃の出口(幽門)は右下に向かって開いています。右側を下にして寝かせることで、重力によってミルクが十二指腸へと流れやすくなり、空気が胃の上部に溜まりやすくなるため、吐き戻しが物理的に発生しにくくなります。

横向きに寝かせる際は、赤ちゃんがうつ伏せに倒れ込まないよう、背中に丸めたバスタオルを当てて姿勢を安定させます。また、平らな布団に寝かせるのではなく、敷布団の下にタオルを挟むなどして「上半身全体を10〜15度ほど緩やかに傾斜をつける」ことも吐き戻し防止に極めて有効です。頭だけを枕で持ち上げると赤ちゃんの細い首が前に折れ曲がり、気道を狭めてしまう危険があるため、必ず背中から頭部にかけて全体をなだらかに高くしてください。

寝かせた後もしばらくは赤ちゃんの様子を観察し、口元からミルクが溢れていないか、顔色に変化がないかをこまめに確認しましょう。

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