ミナミの帝王・萬田銀次郎のベンツブラバスの正体と歴代愛車を徹底解剖
長年ファンの間で議論されてきたのが、「ミナミの帝王のベンツは本物のブラバスコンプリートカーなのか、それとも外装チューンなのか」という疑問です。当時の制作関係者や車輌協力に携わったショップ関係者の証言によると、撮影には「本物のブラバスパーツで完璧に組み上げられた極上カスタム車両」および一部シーンでの「正規ブラバスコンプリートカー」が実際に使われていました。
このキャスティングを主導したのは、他ならぬ主演の竹内力氏本人でした。当時の特番インタビューや自著で語られた愛車遍歴からも明らかな通り、竹内氏は芸能界屈指のカーマニアとして知られています。妥協を許さない役作りの一環として、「萬田銀次郎が乗る車は、街で誰もが道を譲る本物の迫力がなければならない」という強い信念のもと、自らの人脈や懇意のカスタムショップを通じて車両の手配やスタイリングに直接関わっていました。
撮影現場では、V型12気筒エンジンが放つ凄まじい排気音にスタッフや見物客が息を呑んだというエピソードが残されています。単なる撮影小道具としての劇用車ではなく、走行シーンのリアリティと迫力を追求するために選ばれた「本物のモンスターマシン」であったことが、作品に不滅の説得力を与えています。