橋下徹の生い立ちと壮絶な過去|父親の真相から知事就任まで激動半生
タレント弁護士として絶頂期にあった2007年末、橋下氏に最大の転機が訪れます。財政難に苦しむ大阪府の再生を託される形で、2008年1月の大阪府知事選挙への出馬を表明したのです。当時38歳、現役最年少知事の誕生劇でした。
就任直後から「大阪府は破産会社」と断言し、職員の給与カットや事業の見直しなど大胆な行財政改革を断行。既成政党や労働組合と激しく衝突しながらも圧倒的な民意を背景に改革を進める姿は「橋下劇場」と呼ばれ、日本中に旋風を巻き起こしました。
その後、地域政党「大阪維新の会」を立ち上げ、大阪市長への転身、国政政党「日本維新の会」の結成へと突き進み、大阪都構想をはじめとする統治機構改革に政治生命を賭けました。どん底の母子家庭から身を起こし、わずか30代で巨大自治体の首長として日本の政治構造を根底から揺さぶったこの躍進劇は、日本政治史における異例のサクセスストーリーです。