楠木ともり代表キャラ完全網羅!降板真相と2026年現在の出演全貌
楠木ともりのキャリアを語る上で避けて通れないのが、『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』における優木せつ菜役の降板です。2022年11月、公式サイトより「2023年3月31日をもって優木せつ菜役の活動を終了する」という異例の発表がなされました。
この決断の背景にあったのは、国指定の難病にも類する遺伝性疾患「関節型エーテルス・ダンロス症候群(hEDS)」の診断です。関節の過可動性や慢性的な疼痛を伴う疾患であり、医師からは「関節に過度な負荷がかかる運動(激しいダンスや長時間の激しいステージパフォーマンス)を避ける必要がある」との強い指示が出されていました。
当時の特番やライブMCで彼女が見せた表情には、キャラクターを誰よりも愛していながらも、ファンが求める全力のパフォーマンスを届けられないことへの激しい葛藤が滲んでいました。「せつ菜の持つ爆発的なエネルギーを、自分の身体的な制約で狭めたくない」というプロフェッショナルとしての誠実な苦渋の決断だったのです。
2023年4月からは、声優の林鼓子が後任として優木せつ菜役を引き継ぎました。引き継ぎに際しては、楠木ともり本人が温かいエールを送り、ファンコミュニティも「楠木さんが命を吹き込んだせつ菜を大切に受け継いでほしい」と林鼓子を温かく迎え入れました。キャストの交代劇としては極めて異例なほど、双方の役者への敬意と愛に満ちたバトンタッチとなった現場の空気感は、今も語り草となっています。