南院の競射の現代語訳とあらすじ|道長の放った衝撃の言葉とテスト対策
Q1:道長が発した2つの言葉の具体的な意味と違いは何ですか?
A1:1本目では「道長が家より、帝・后立ち給ふべきならば(自分の家系から天皇や皇后が出る運命ならば)」と述べ、天皇家との外戚関係を築く野心を示しました。2本目では「摂政・関白すべき身ならば(自分自身が将来、摂政や関白として政権を握る身であるならば)」と述べ、自らが国家最高権力者になるという直接的な宿命を誓約しています。
Q2:伊周の矢が「見ぬ方へ外れぬ」となった理由は何ですか?
A2:道長の命がけの誓約と言霊の圧力に気圧され、「やすからず(心穏やかでない)」状態に陥り、精神的な激しい動揺から手が震えて(手わななきて)平常心を完全に失ったためです。
Q3:この勝負のあと、史実では二人の関係や権力闘争はどうなりましたか?
A3:物語の直後、父・道隆が病死すると、後継をめぐる争いが激化しました。最終的に伊周は女性関係のトラブルから花山法皇を弓で射るという前代未聞の不祥事(長徳の変)を起こして大宰府へ左遷され、道長が内覧を経て最高権力者へと登りつめました。
Q4:定期テストで高得点を取るための最重要文法チェック項目は?
A4:「給ふ」「奉る」の敬語の識別(誰から誰への敬意か)、助動詞「べき(当然)」「ぬ(完了)」「なら(断定)」の意味、そして禁止の構文「な〜そ」の訳出の3点を確実にマスターしておくことが必須です。