なぜ加古川バイパスで事故が多発?「魔の道路」の真相と回避術を解説
加古川バイパスにおける事故の恐ろしさは、単なる物損事故にとどまらず、凄惨な人身事故へと発展しやすい点にあります。過去に起きた複数の重大事故は、今なお地元ドライバーの間で強い危機感とともに語り継がれています。
報道各社の当時のアーカイブによると、2018年10月25日午前、兵庫県加古川市平岡町高畑付近の上り線において、大型トラック3台と軽乗用車1台が絡む痛ましい玉突き事故が発生しました。渋滞の最後尾で停止していた軽乗用車に対し、後続の大型トラックが十分な減速を行わないまま追突。軽乗用車は前後の大型トラックに挟まれる形となり原形をとどめないほど押し潰され、車内にいた母子3名が尊い命を落としました。上空からの報道ヘリ映像に映し出された鉄屑と化した車両の姿は、全国に大きな衝撃を与えました。
さらに2019年9月4日にも、加古川バイパスで大型車4台が絡む連続追突事故が発生。渋滞車列に大型トラックが突っ込み、間に挟まれた普通乗用車が完全に大破しました。この事故では奇跡的に運転手が軽傷で救出されたものの、現場の目撃者からは「紙屑のように潰れていた」「誰が巻き込まれてもおかしくない」といった証言が相次ぎました。
SNSや地域コミュニティ(Xや地元掲示板など)では、日頃から加古川バイパスを利用するドライバーから切実な声が寄せられています。
「トラックに後ろをピタ付けされると生きた心地がしない。渋滞が見えた瞬間に命の危険を感じる」「加古川バイパスでハザードランプを炊く時は、後ろの大型車が止まりきれるかバックミラーから目を離せない」といった恐怖の実感が共有されており、地元住民の間では「夜間や雨の日は遠回りしてでも山陽道や明姫幹線を使う」という防衛策を選択する人が珍しくありません。