なぜ流行語大賞から消えた?「アサヒる」の意味と除外騒動の真相を徹底解説
「アサヒる」をめぐる騒動が社会的な関心を集めた決定打は、同年に開催された流行語レースでの選考結果でした。インターネット上で圧倒的な使用頻度を記録していたにもかかわらず、大手出版社が主催する「ユーキャン新語・流行語大賞」のノミネート60語から完全に除外されたのです。
この選考結果に対し、ネット空間では「マスメディアによる露骨な身内擁護」「都合の悪い言葉を握りつぶす言論統制」との批判が殺到しました。その対抗措置として、未来検索ブラジルや2ちゃんねる有志によって創設されたのが第1回「ネット流行語大賞」です。
ユーザー投票によって選出されたネット流行語大賞2007では、「アサヒる」が圧倒的な得票数を集めて年間大賞(金賞)を受賞しました。既存メディアが主導する「流行」と、ネットユーザーが実感する「リアルな流行」との間に横たわる決定的な乖離が、白日の下に晒された歴史的瞬間となりました。