なぜ芸能人はアメリカンスクールインジャパンを選ぶ?驚愕の学費と入学の真相

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ASIJを取り巻く評判の中には、華やかなイメージが先行するあまり生じている誤解も少なくありません。進路を真剣に検討する保護者が把握しておくべき「3つの盲点」を検証します。

盲点1:日本語力の育成は家庭の自己責任
学校生活の100%が英語で行われるため、家庭内で意識的に日本語教育を行わない限り、漢字の読み書きや敬語表現などの日本語運用能力が年齢相応に育ちにくいという課題があります。将来的に日本国内での就職や生活を視野に入れる場合、家庭教師や公文などの補習を併用する家庭が一般的です。

盲点2:日本の「一条校」ではない法的位置づけ
ASIJは学校教育法第134条に基づく「各種学校」に分類されます。日本の高等学校卒業資格が自動的に付与されるわけではないため、日本の一般的な大学の一般入試(大学入学共通テスト等)を受験する際には出願資格の事前確認や個別審査が必要となる場合があります(※多くの大学で国際的な評価団体WASC認定校としての出願資格が認められています)。

盲点3:調布キャンパスへの長距離通学と拘束時間
都心部の港区・渋谷区・世田谷区から通学する場合、毎日のスクールバス乗車時間が往復で2時間を超えるケースも珍しくありません。充実した広大なグラウンドや劇場設備を享受できる代償として、通学の体力面・時間面での負担を考慮する必要があります。

【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準

ASIJへの進学で真の教育的価値を享受できるのは、「将来的に海外大学への進学を明確に見据えている家庭」や「家庭環境そのものがバイリンガルであり、多文化共生を自然に受け入れられる家庭」です。親自身が英語での密なコミュニケーションを苦にせず、年間数百万円の出費を10年以上にわたり無理なく継続できる資金力が求められます。

一方で、「とりあえず子供に英語をペラペラにさせたい」「有名人の子供が多く通っているブランド感に惹かれる」といった動機の場合、入学審査の段階で弾かれる可能性が高いだけでなく、仮に入学できても親コミュニティの言語の壁や日本語保持の難しさに直面することになります。目先のステータスではなく、子供の10年後・20年後のキャリアビジョンに照らし合わせた慎重な意思決定が不可欠です。

山本 拓海

山本 拓海

ヘルス&ウェルネスアドバイザー

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。

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