女子高生コンクリート詰め殺人事件と犯人の実名報道|法と世論の全記録

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服役を終えた元少年たちが社会復帰を果たした後、事態は更生への期待を完全に裏切る方向へと進みました。元少年たちの出所後動向と、成人としての再犯報道は、司法の更生理念に対する痛烈な問い直しとなりました。

まず社会を震撼させたのは、準主犯格だった元少年Bの再犯です。1999年に刑期を終えて出所したBは、改姓して新たな生活を始めていたものの、出所からわずか5年後の2004年、知人男性を車内に監禁して殴打し、重傷を負わせるという「監禁致傷事件」を引き起こしました。この逮捕時、Bはすでに30代の成人であったため、大手新聞各社やテレビメディアも成人の凶悪再犯者として実名で報道しました。裁判では「かつての重大事件の反省が生かされていない」と断じられ、懲役4年の実刑判決が下されました。

さらに世論の怒りを決定的なものにしたのが、主犯格だった元少年Aの再犯です。2009年に20年の刑期を満了して出所したAは、改姓して定職に就くなど社会への定着を試みていたと報じられていましたが、2018年8月、埼玉県川口市の路上において、面識のない一般男性の首などを折りたたみナイフで刺し、殺人未遂容疑で埼玉県警に逮捕されたのです。幸い被害者は一命を取り留めたものの、裁判では傷害罪などで実刑判決が言い渡されました。この際も、30年前に少年法で保護された「主犯格の男」が再び刃物を手にして一般市民を襲撃したという事実は、新聞各紙で大々的に実名報道されました。

当時の報道陣が捉えた法廷での元少年たちの姿には、過去の反省や被害者への贖罪の言葉が希薄であり、公判記録でも「自己中心的な暴力衝動が根本的に是正されていなかった」事実が浮き彫りとなりました。ネット上や報道の現場では、「何のための20年の服役だったのか」「少年法の目指す更生教育は機能していたのか」という厳しい世論が沸騰。更生を前提とした少年法の保護主義に対する国民的信頼は、この二つの再犯事件によって決定的に失墜することとなりました。

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