俳優・清水尋也の怪演はなぜ響く?兄・清水尚弥との絆や熱愛の真相を徹底解説
映画ファンの間で「清水尋也が出ている作品にハズレなし」と言わしめる所以は、その異常なまでの役柄への憑衣(ひょうい)ぶりにあります。
その真価がメガヒットという形で結実したのが、和久井健原作のコミックを実写化した映画『東京リベンジャーズ』シリーズ(半間修二 役)でした。長身を持て余すように揺らし、紫煙をくゆらせながら「ダリィ…」と呟く狂気のカリスマ。原作ファンの厳しい視線が集まるキャラクターでありながら、劇中で見せた圧倒的再現度は「二次元の紙面からそのまま抜け出てきた」とSNS上でも凄まじい反響を巻き起こしました。
一方で、彼の真骨頂はアウトロー役に留まりません。NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』では、気弱でオタク気質な気象予報士・内田衛役を好演。メガネの奥でおどおどと視線を泳がせる愛嬌たっぷりの芝居を見せ、朝のお茶の間を大いに和ませました。連続ドラマ『Eye Love You』や『海に眠るダイヤモンド』などで見せる、複雑な心情を秘めた青年の微細な揺らぎなど、「動」の狂気と「静」の哀愁を自在に使い分ける技術力こそが指折りの評価を集める理由です。