前略プロフィール伝説と消滅の真相!現代Snsの原点と平成レトロ

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前略プロフィールを語る上で避けて通れないのが、当時のインターネットが抱えていたプライバシーとセキュリティの危うさだ。「質問項目」に答える形式で構成されるプロフは、ユーザーが警戒心なく本名に近いハンドルネーム、通っている学校名、最寄り駅、さらには顔写真まで公開してしまう危険性を孕んでいた。

当時は、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の開設者である西村博之氏らが象徴する「自己責任論」と「匿名掲示板カルチャー」がネット空間の主流であった時代だ。ネット上の情報は自己責任で管理すべきという風潮が強かったものの、情報リテラシーが未熟な中高生たちは、意図せず大量の個人データをWeb上に流出させていた。

プロフに掲載された写真や「リアル」の日記が掲示板に晒され、特定班による特定作業や炎上騒ぎに発展するケースも頻発した。また、悪意ある第三者によるデータの収集や個人特定のリスクが顕在化したことは、日本のネット社会がプライバシー保護やデータ管理の厳格化へと舵を切る大きな契機となった。華やかな若者文化の影には、デジタルネイティブ前夜の試行錯誤と暗部が存在していたのだ。

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