サツマイモの芽出しの仕方完全攻略!失敗ゼロの温度管理と苗作り術
芽出しに成功した後、畑に植え付けるための「つる苗」をどのように採るかが収穫量を左右します。ここをおろそかにすると、イモの肥大が悪くなったり活着に失敗したりするため、以下のステップを忠実に実践してください。
芽が順調に伸び、つるの長さが25〜30cm、本葉が7〜8枚展開したタイミングがつる苗の採取適期です。切り取る際は、種芋の付け根から1〜2節(約2〜3cm)を残して清潔なハサミやナイフで斜めにカットします。元節を残しておくことで、そこから再び2番芽・3番芽が萌発し、1つの種芋から継続して何本もの苗を収穫できるようになります。
切り取った苗は、すぐに畑へ植え付けるのではなく、日陰で1〜2日間静置して切り口を乾燥させ(キュアリング)、バケツの水に半日程度浸けて吸水させる「水揚げ(順化処理)」を行うと、畑に定植した際の活着率が劇的に向上します。
【プロの結論】水栽培と土耕プランターの向き不向き|判断基準
サツマイモの苗作りに取り組むにあたり、どちらの手法を選択すべきか迷った際は、以下の明確な基準で判断してください。
▼ 水栽培が向いている人:
・ベランダや庭に土を置くスペースがない都市部在住者
・観葉植物感覚で毎日の発根・発芽プロセスを観察したい人
・必要本数が5〜10本前後の小規模プランター栽培を予定している人
▼ プランター土耕伏せ込みが向いている人(強く推奨):
・市民農園や家庭菜園の畝に15本以上の苗を植え付けたい人
・節間が詰まった、茎が太く病気に強い一級品のつる苗を確実に得たい人
・気温のブレに左右されず、安定した収量を秋に確保したい人