「セントジェームス」秘められた歴史と失敗しない今季の選び方
ブランドの歴史は、フランス北西部ノルマンディー地方の小さな町、セント・ジェームスで始まった。モン・サン・ミッシェルにほど近いこの地で、もともとは地元の修道士たちによって紡がれた羊毛を用いて、地元の漁師や水夫たちのための防寒作業着が作られたのが原点だ。
荒波と冷気から身を守るために織られた肉厚のウール生地、濡れても着脱しやすい首元のボートネック、そして海上で目立つように工夫されたボーダー柄。過酷な自然に立ち向かう海の男たちの実用衣料として生まれたこの服こそが、今日私たちが愛してやまないバスクシャツの直系の子孫である。