市川團十郎と海老蔵の違いは?襲名理由や再婚の真相と現在を徹底解説
当代が名乗る「十三代目市川團十郎白猿(はくえん)」という名には、成田屋の伝統と独自の美学が凝縮されています。「白猿」とは、元々は五代目および七代目市川團十郎が用いた俳名(俳句を詠む際の雅号)に由来します。
襲名記者会見の記録によると、当代は「父(十二代目團十郎)や祖父(十一代目團十郎)の足元にも及ばない。猿にも満たない未熟な自分であるという意味を込め、諸先輩方への畏敬の念を行動で示すため」にこの名を選んだと語っています。白猿には「芸の道を歩む上での謙虚さ」と「先人への尽きない敬意」が込められており、単なる看板の掛け替えではない強烈な決意表明でした。
当代の経歴を振り返ると、1983年に初お目見え、1985年に七代目市川新之助を襲名。2004年に十一代目市川海老蔵を襲名した際は「平成のプリンス」として社会現象を巻き起こしました。2010年代には私生活でのトラブルや、妻である小林麻央さんとの死別など壮絶な試練を経験。それらを乗り越え、コロナ禍による約2年半の延期を経て2022年11月、満を持しての大名跡継承へと至りました。