世界一のダイヤモンドの値段と持ち主に驚愕!カリナンの真相
世界一のダイヤモンドの値段と持ち主に驚愕!カリナンの真相にまつわる役立つ知識を詳しく紐解きます。
王室が保有する非売品の歴史的至宝と、開かれた市場で実際に取引された名石では、その評価軸が異なります。国際オークション(サザビーズ、クリスティーズ)の公認記録と、世界の主要美術館・王室コレクションの推定資産価値を網羅した比較データが以下の表です。
研磨済みファセットカットの単一石として世界最重量の座を維持しているのが、ゴールデンジュビリーと呼ばれる宝石です。1985年に南アフリカで発見された755.5カラットの原石から、名匠ガブリエル・トルコフスキーの手でカットされました。カリナンI世を15.47カラット上回る545.67カラットを誇り、1997年にタイ国王ラーマ9世の即位50年(黄金の祝典=ゴールデン・ジュビリー)を記念して実業家グループから王室へ献上されました。
一方、純粋な市場取引における世界一高い宝石としてオークションで成立した記録は、2017年4月のサザビーズ香港で打ち立てられました。59.60カラットの無欠陥ピンクダイヤ「ピンク・スター」が、香港の宝飾大手「周大福(チョウ・タイ・フック)」によって手数料込み約7,120万ドル(当時のレートで約79億円、近年の為替相場では100億円以上)で競り落とされたのです。このピンクスターの落札価格は、個人の富裕層や法人が実際に支払ったダイヤモンドの売買価格として未だ破られていない世界記録です。