松原千明の波乱の生涯と訃報の真相|石田純一・すみれとの絆とハワイの光影
松原千明は1958年2月18日、京都府京都市で生を受けました。彼女を取り巻く家庭環境は、まさに生粋の芸能サラブレッドと呼ぶにふさわしいものでした。父は時代劇の重鎮として数多の映画・舞台で活躍した名優・原健策、母は宝塚歌劇団の卒業生で美貌を誇った元タカラジェンヌの乙羽久美という、表現者として恵まれた血筋を受け継いでいます。
平安女学院短期大学キリスト教学科を卒業後、20代前半を迎えた彼女に大きな転機が訪れます。1980年、名門として知られた「カネボウレディ'80」のキャンペーンガールに抜擢されたのです。当時、化粧品のキャンペーンガールはトップスターへの登竜門であり、彼女の端正な顔立ちと爽やかな笑顔は瞬く間にお茶の間を虜にしました。
カネボウガールとしての鮮烈なデビュー以降、松原千明は本格的な女優への道を歩み始めます。映画『化石の荒野』への出演をはじめ、テレビドラマ『探偵同盟』や『大奥』、火曜サスペンス劇場などのサスペンス枠でも確かな演技力を発揮し、可憐さと芯の強さを兼ね備えた実力派女優としての地位を盤石なものにしていきました。