他人の精神に侵入する罠?ドラえもん「夢はしご」の裏設定と恐怖
作中において、主人公の野比のび太は持ち前の好奇心とズボラさから、この道具を安易に使いこなそうとする。しかし、他人の夢の領域はのび太の思惑通りには動かない。しずかちゃんの夢に入り込もうとしては予期せぬ展開に翻弄され、ジャイアンやスネ夫の夢では理不尽な恐怖に直面することになる。
小学館から刊行されている『てんとう虫コミックス』の第28巻に収録されたこのエピソードは、当時の連載時においても異彩を放っていた。ドラえもんが繰り出す数あるひみつ道具の中でも、物理的な便利さではなく「精神世界への干渉」を扱った珍しい回として、漫画編集者の間でも語り草になっている。