五木ひろし紅白勇退の真相とは?連続50回の偉業と現在の活動
五木ひろしが紅白歌合戦からの勇退を公に明かしたのは、2021年10月のことでした。前年の2020年に達成した通算50回・連続50回出場という前人未到の大記録を花道とし、自らピリオドを打つ形となりました。
勇退に至った最大の理由は、五木本人が語った「50回という大きな節目を迎えたこと」にあります。1971年の初出場以来、病気やスケジュールの都合で一度も途切れることなく紅白の舞台に立ち続けてきた五木にとって、半世紀の継続は並々ならぬ執念とプロ意識の賜物でした。関係者への取材によると、「50年連続出場を果たしたら身を引く」という決意は、数年前から本人の胸の内に秘められていたといいます。
もうひとつの決定的な要因が、演歌界の後進に道を譲るという強い意志です。近年、ポップスやネット発アーティストの台頭によってNHK紅白歌合戦における演歌・歌謡曲の出場枠は減少傾向にありました。自分が席を空けることで、実力ある若手や中堅演歌歌手が出場できるチャンスを広げたいという、業界全体を見据えた大御所ならではの配慮が背景にありました。