ワイスピ名曲「ダンザ・クドゥーロ」歌詞の真実とアフリカのルーツ
サウンドの構造に目を向けると、この曲のハイブリッドな凄みがよくわかる。1980年代後半にアフリカのアンゴラで誕生したクドゥーロ (Kuduro) は、高速エレクトロニクスと伝統的なリズムが交錯する強烈なダンスミュージックだ。
このアフリカンビートが旧宗主国ポルトガルを経由してヨーロッパへ渡り、カリブ海のレゲトン (Reggaeton) サウンドと劇的な化学反応を起こした。ポルトガル語とスペイン語が交差するボーカルを、大手音楽レーベルのユニバーサル・ミュージック・グループがグローバル展開。国境を軽々と飛び越える音楽の流動性が見事に結実している。