【向きで恥をかく?】お札の封筒への入れ方完全版!慶弔・月謝のマナー
【向きで恥をかく?】お札の封筒への入れ方完全版!慶弔・月謝のマナーとはどんな影響があるのか? 背景や要点を丁寧に紐解いて紹介します。
「お札の向きはこれで合ってる?」と迷ったときは、まずお札の表裏の見分け方と肖像画の向きの基本原則を押さえておくことが確実です。
日本の紙幣は、額面金額の大小や発行時期(旧紙幣・新紙幣問わず)、「肖像画が印刷されている面」が表面、肖像画がない風景や動植物が描かれた面が裏面と定義されています。1万円札(渋沢栄一/福沢諭吉)、5千円札(津田梅子/樋口一葉)、千円札(北里柴三郎/野口英世)のすべてにおいて共通です。
お札を入れる向きがシーンによって正反対になる理由は、日本の伝統的な贈答儀礼に込められた心理的メッセージにあります。
- 慶事(お祝い事・月謝・謝礼):「喜びで顔を上げる」「嬉しい出来事を堂々と表に出す」という意味を込め、封筒の表側を開けた瞬間に肖像画の顔が正面かつ最初に見える向き(表・上)で入れます。
- 弔事(お悔やみ・お葬式):「突然の不幸に顔を伏せて悲しみに暮れる」「悲劇に目を背ける」という意味合いから、封筒の表に対して肖像画の顔を裏に向け、さらに下側(奥)へ配置して入れます。
複数枚のお札を包む場合は、すべての紙幣の向きと表裏を完全に揃えることが大前提です。バラバラに向きが異なっていると、受け取った側が集計する際に手間取るだけでなく、雑な印象を与えてしまうため注意しましょう。