新宿駅の大江戸線はなぜ遠い?迷宮を最短突破する乗り換え全ルート解説
大江戸線新宿駅のホームに降り立つと、まるで巨大な地下要塞に潜り込んだかのような感覚を覚えます。大江戸線新宿駅の深さは地下約37.1メートル(地下7階相当)に達しており、都営地下鉄全駅の中でも六本木駅などに次ぐ屈指の深度を誇ります。
これほど深い場所に建設された最大の理由は、新宿駅周辺の地下空間の過密化にあります。大江戸線が開業した2000年時点において、新宿駅の浅い地下層にはすでに東京メトロ丸ノ内線、京王線、小田急線、そして無数の地下街(メトロプロムナードや小田急エースなど)が張り巡らされていました。さらにJR各線の基礎杭や首都高速4号新宿線の高架橋脚を避けるため、既存インフラの最下層をシールド工法で掘り進めるしか選択肢がなかったのです。
加えて、大江戸線新宿駅のホームはJR新宿駅の真下ではなく、やや南西側の甲州街道(国道20号)地下に位置しています。JRの北通路や東口エリアから向かう場合、平面移動だけでも約300〜400メートル歩いた上に、何本ものエスカレーターを下る必要があるため、「体感として異常に遠い」と感じる構造になっています。