異才リリー・フランキーの若い頃!美大時代の極貧体験とモテ伝説

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文章やイラストの世界でトップに立った彼が、次に日本映画界に衝撃を与えたのが「俳優」としての開花だ。もともとバラエティ番組や小劇場などに気まぐれに出演することはあったが、本格的な映画出演において彼の隠れた才能を完全に見抜いたのが、世界的な映画監督である是枝裕和だった。

是枝裕和作品におけるリリー・フランキーの演技は、芝居をしていることを感じさせないほど自然で、同時に背筋が凍るような生々しさを誇る。2018年にカンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した『万引き家族』では、貧困の中で社会の底辺を生きる父親役を力みなく演じきり、世界中の批評家から絶賛を浴びた。演技の専門教育を受けていないからこそ出せる、若い頃の路上感覚や生身の人間臭さ。それが彼を日本映画界に欠かせない唯一無二の存在へと押し上げた。

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