最大支持母体・連合との亀裂?政権交代構想を阻む労組離れの真実
立憲民主党が描く「政権交代構想」において、最大のボトルネックとなっているのが、他ならぬ現場の労働組合離れだ。高度経済成長期に築かれた政治動員の枠組みは、非正規雇用の拡大や個人の価値観の多様化といった社会構造の変化に直面し、もはや耐えきれなくなっている。
「ポスター貼りやビラ配りを手伝うボランティアを職場から集めることすら一苦労だ」と、地方の労働組合役員は明かす。個人の政治的自由が重んじられる現代において、労働組合が組織ぐるみで特定の政治家を後押しする手法そのものが限界を迎えているのだ。旧来の組織票に甘え続けた結果、無党派層や若年層の共感を得るための新たな政治言語を見失ってしまったツケが回ってきている。