世界遺産が一番多い国は?2026年最新ランキングとイタリア中国の真相

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文化遺産で圧倒的な強さを誇るヨーロッパですが、世界自然遺産最多国の構図は全く異なります。文化遺産首位のイタリアが保有する自然遺産は「ドロミテ」や「エトナ山」などわずか6件にとどまるのに対し、自然遺産部門のトップを走るのは中国(15件)です。

中国はユーラシア大陸の広大な面積の中に、九寨溝(きゅうさいこう)のカルスト地形、四川省のジャイアントパンダ保護区、三江併流(さんこうへいりゅう)の深い渓谷など、独自の気候帯と生物多様性を抱えています。これに続くのが、グランドキャニオンやイエローストーンを擁するアメリカ(12件)、グレートバリアリーフを持つオーストラリア(12件)、バイカル湖やカムチャツカ火山群を誇るロシア(11件)です。

自然遺産の審査においては、「顕著な普遍的価値」を証明するために手つかずの広大な面積と厳格な法的保護区の設定が求められます。国土面積が狭く都市開発が進んだ西欧諸国よりも、広大な未開拓地や独自の生態系を維持できる大陸国家が圧倒的優位に立っています。

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