富士急お化け屋敷の本物心霊噂を暴く!戦慄迷宮3階閉鎖とお祓いの真実
戦慄迷宮の背景設定として知られる「慈急総合病院(じきゅうそうごうびょういん)」。ネット上では「かつて患者を使った人体実験が行われ、医療事故で閉院した本物の廃病院をそのままアトラクションに流用した」という言説が、まことしやかに語られるケースが散見されます。
しかし、これは戦慄迷宮の没入感を高めるために構築された完全なフィクション(公式バックストーリー)です。「慈急(じきゅう)」という名称自体、「富士急(ふじきゅう)」のアナグラムであり、企画段階で生み出された架空の病院名です。建物の母体はかつてパーク内に存在した宿泊・保養施設(旧ハイランドホステル等)であり、医療機関として稼働した歴史は一切ありません。
それにもかかわらず、なぜこれほど強固に「元病院」という誤解が定着したのでしょうか。その背景には、空間美術チームによる常軌を逸したリアリティの追求があります。
内装に使用されている手術台、カルテ、薬品棚、レントゲン機材、照明器具の一部は、日本全国で実際に閉院・解体された医療機関から引き取られた「本物の医療廃棄物・備品」を特殊加工(エイジング塗装や汚し処理)して配置しています。本物の医療器具が放つ特有の経年劣化や金属の質感、病院独特の薬品臭が体験者の嗅覚と視覚を直撃するため、「ここは本物の廃病院である」という強烈な認知の刷り込みが完成するのです。